夢小説について調べてみました。
小説といっても色々なジャンルがありますが、みなさんは「夢小説」や「ドリーム小説」という物を聞いた事があるでしょうか?
これは主にウェブ上で公開される小説で、特定の登場人物名を読者が自由に設定して読む事ができます。漫画やゲームなどのキャラクターとの恋愛を取り扱った作品が多いそうです。これは二次創作物と呼ばれ、著作権の発生している作品のストーリーや世界観などの各設定を元に、本来の著者以外の第三者が制作する独自の漫画や小説等の事です。読者は夢小説の主人公(主にヒロイン)に自身の名前を付ける事により疑似恋愛など特殊な感情移入を楽しむ事ができます。1998年ころ誕生しその後普及したと考えられますが、女性読者が大多数な為主人公はヒロインの場合が多いらしいのですが、名前変換できる対象が動物や、男性であるものや、恋愛要素の無いものなど色々なタイプの夢小説が登場してきているそうです。
一般的に言われる「おたく」の世界に近いのではと思われます。しかし単なる「おたく」としてではなくインターネットの文化としても夢小説は位置づけられているらしいです。
「BLEACH」にも夢小説は数多くあり、インターネットの検索で様々なヒットがあります。興味のある方は更に詳しく検索などしてみると色々な事が分かると思われます。大手検索サイトの検索結果の頭には、「BLEACH」の作者の作品を中心に扱った夢小説のサイトが登場します。夢小説のブログというものもあるそうです。多くの場合は書き手が女性であり、読む側も女性である事を想定して書かれているそうなので女性向けの文化とも言えると思います。
著作権に関しては、二次作品を全面禁止している出版社などもあるようですが、そんな中でも広がりを見せる文化のひとつであるようです。